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勉強会 伝統ものづくりのこれから
~ 輪島塗の未来に向けて ~
基調講演 16:00~17:30
講師 金谷 勉 (クリエイティブディレクター)
意見交換会 17:40~
主催 : 北陸財務局・輪島市の中堅・若手職員有志
日本の伝統工芸はどの産地も厳しい環境にあります。
基調講演を行った金谷さんは、経営不振にあえぐ町工場や工房の立て直しに取り組む活動を行っており、全国の自治体などからの講演や商品開発講義の依頼に応えて、年間200日は全国に地方を回って講演しているとのことでした。
[ 6つの考動 ]
・ 企業の成功のための「経営資源」づくり
・ ものづくりの「向う側を伝える場」づくり
・ ものづくり事業者と手を組み「次へ繋ぐ場」づくり
・ 生産者と購買者の「繋がりの場」づくり
・ 異業種間へ風を通して「新しい土壌」づくり
・ 小さな企業の「事業承継への道」づくり
金谷さんのこれまでの実践例等について約1時間半の講演でした。
金谷さんが各地の伝統工芸と関わった商品が会場に展示されていました。


広報が行き届いていなかったのか、「輪島塗の未来に向けて」というタイトルの割には、輪島塗業界の参加者が少なかったのが残念です。
せっかくの企画でしたが、行政当局の「講演会を実施しただけ感」は否めません。
輪島塗業界では塗師屋と呼ばれるプロデューサーが職人の仕事を賄ってきましたが、今後は新たなプロデューサーの役目を果たす金谷さんのような人材が求められているのだと改めて思いました。
意見交換会にも参加したかったんですが、私は先約があったので基調講演だけ傍聴して会場を離れました。
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