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学芸員の眼力

北九州市立美術館に、ジャスミシェル・バスキア作の油彩画「消防士」があるといいます。
同美術館が35年前に375万円で購入したもので、今オークションに出品すれば100億円を超える値段になるとか。

日本で初めて開催した個展で、同美術館の学芸員が目を留めて購入したそうです。


同美術館では開館以来、最新美術を購入して所蔵品を増やすのが伝統で、現代美術の紹介に定評があるとも言われています。
まだ評価の定まっていない作品が多いようですが、前衛芸術の草間弥生さんの作品を日本の公立美術館で初めて紹介しています。

草間さんのアクリル画「南瓜」を200万円で購入するなど、大作4点所蔵しているそうです。
まさに学芸員の眼力があったことになります。

しかし、現代美術の場合は購入後に価値が下がる作品もあるようで、さらに見極める眼力が求められるようです。




輪島漆芸美術館でも毎年のように漆芸作品を購入しています。
今年度から美術館の収蔵庫の増築工事を予定しています。


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そして今まさに輪島の漆芸家たちの全国展入選作の展示が行われている最中です。
若手作家の入選作も数は少ないですが何点か展示されています。

作品購入選考委員会において、特選入選作者の他に若手の入選作を購入するのも先行投資で安く購入できるかも知れません。
もちろん選考委員の眼力を鍛える必要もあります。


輪島漆芸美術館は漆芸作品に特化した日本唯一の美術館です。
限られた予算の中で、限られた作品を選択するのは難しいことと思います。

若手漆芸作家の育成と先行投資
漆芸美術館はそんな取り組みを考える必要があるようのかもしれません。


 
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